2013年10月20日
販売カタログ
朝から冷たい雨がビショビショと降って、一日薄暗く、まるでトーマス・マンが描くドイツ北部の町のよう。
と書いて、この喩えは前にも使ったような気がしてきました。引き出しが少ないので、そんなことは始終ですが。
こんな日は(こんな日でなくとも?)店売りはきっぱり諦めて、店の片づけ、何よりそろそろ「洋書まつり」の準備に入らなければなりません。そっちに専念しようと、手近な山から崩し始めました。
「店の棚」、「ネット」、「表の見切り棚」、「市場」、「ツブシ」、「判断保留」、という振り分けに、もうひとつ「洋書まつり」が加わるわけで、仕事も捗るはず。しかし、それでも「判断保留」が次々出てきて、山は少しばかり小さくなった程度です。
この本も、判断に手間取らせた一冊。初めは美術展カタログかと思いました。刊年もなく、ページ番号もありません(48葉)。しかしよく見ると、カタログはカタログでも、販売カタログらしい。
これにはついていませんが、別刷りの価格表があるようなのです。WorldCatで世界の図書館在庫を検索したところ、二件あったうちの一件に、Price list inserted.とありました。つまりはSerge Mouilleの照明器具(Alan版)販売カタログというわけです。
ついでにAbeBooksで検索してみると、2冊見つかって、いずれも90ドル以上。大した値がついております。しかし、どちらの解説文にも価格表が付いているとは書いてありません。
このセルジュ・ムーユなる照明器具作家については、何の知識もありませんでしたので、WEBで検索してみると、Ideeのホームページに行き当たりました。現在では同社が版権を持って販売しているようです。
黒崎さんが作品と巡り合い、作家本人と会って、販売権を売るまでの経緯も簡単に書かれておりました。
ずいぶん昔、まだ駒場におられた黒崎さんのお宅から、本を少しばかり分けていただいたことがありますが、これはその時の本ではない筈です。
と書いて、この喩えは前にも使ったような気がしてきました。引き出しが少ないので、そんなことは始終ですが。
こんな日は(こんな日でなくとも?)店売りはきっぱり諦めて、店の片づけ、何よりそろそろ「洋書まつり」の準備に入らなければなりません。そっちに専念しようと、手近な山から崩し始めました。
「店の棚」、「ネット」、「表の見切り棚」、「市場」、「ツブシ」、「判断保留」、という振り分けに、もうひとつ「洋書まつり」が加わるわけで、仕事も捗るはず。しかし、それでも「判断保留」が次々出てきて、山は少しばかり小さくなった程度です。
この本も、判断に手間取らせた一冊。初めは美術展カタログかと思いました。刊年もなく、ページ番号もありません(48葉)。しかしよく見ると、カタログはカタログでも、販売カタログらしい。
これにはついていませんが、別刷りの価格表があるようなのです。WorldCatで世界の図書館在庫を検索したところ、二件あったうちの一件に、Price list inserted.とありました。つまりはSerge Mouilleの照明器具(Alan版)販売カタログというわけです。
ついでにAbeBooksで検索してみると、2冊見つかって、いずれも90ドル以上。大した値がついております。しかし、どちらの解説文にも価格表が付いているとは書いてありません。
このセルジュ・ムーユなる照明器具作家については、何の知識もありませんでしたので、WEBで検索してみると、Ideeのホームページに行き当たりました。現在では同社が版権を持って販売しているようです。
黒崎さんが作品と巡り合い、作家本人と会って、販売権を売るまでの経緯も簡単に書かれておりました。
ずいぶん昔、まだ駒場におられた黒崎さんのお宅から、本を少しばかり分けていただいたことがありますが、これはその時の本ではない筈です。
konoinfo at 18:30│Comments(0)│TrackBack(0)│
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