2013年10月23日

嬉しい返品

古本屋の市場(入札会)には、値引き、返品の申し出ができる期限が設けられています。

通常は落札後一週間、大きな市会などでは二週間という場合もあります。もちろんクーリングオフとは違いますから、明確な理由がなければなりません。

かなり特殊な制度だと思いますが、もともとは、落丁などの欠陥商品を、故意にせよ、知らずにせよ、流通させることがないようにと、設けられたルールだったと思います。

落丁本というのは、ほとんど見かけなくなりましたが、値引きや返品を申し出るケースは増加する一方です。

昔に比べて、出品量が増え、その場で十全には調べきれないということもあるでしょう。しかしまた、僅かな欠点をクレーム対象とする例も、増えてきているようです。

それは、お客様の要求が高くなっていることの反映だとも言われます。ネットなどでは、新本並みの状態を求める方も多いとか。

先日小店が出品した大量の日本書は、熱心に勉強された方の蔵書でしたから、線引きなどで返品、値引きが多いことを覚悟していました。

しかし結果的には値引き一件、返品一件。思ったよりも僅かでした。他にも線引き本はあったに違いありませんが、織り込み済みの入札で、想定内に留まったのでしょう。

今日、その返品された4本口がルート便で戻ってきました。確かに、何割かの本に線が引かれていて、落札された方は、僅かな値引きでは合わないとお考えになったのでしょう。

RIMG0630小店にとっては、大変ありがたい返品になりました。元々自分の店で売りたいような本が多かったのですから、良い仕入れができたようなものです。

線引きのあるものは格安に、そうでないものも少し安めに値をつけて、棚に入れてみようと思います。必ずキャンセルされた落札額以上には、売り上がるはずです。

konoinfo at 19:30│Comments(0)TrackBack(0)

トラックバックURL

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

Profile