2013年10月28日

絵本を推理する

ずっと以前に、市場でアフリカ言語の口を買ったことがあります。殆どがフランス語や英語による学習書でした。

書入れがあったり、状態が悪かったりして、売り物にできそうなものはわずかで、大半は処分してしまったはずです。

イメージ (143)その時の残りが、出てきました。現地で出版された、教科書と児童書です。全部で30冊ほど。その内の8冊は、独特の文字で、すぐにエチオピアのものだと分かりました。

残りの20冊ばかりは、アルファベットが用いられているため、どこの言語かなかなか分かりません。ずっと見ていくうち、ソマリアという文字が読み取れました。どうやらソマリ語らしい。

ちなみにこの絵本で使われているのは、エチオピア語ではなくアムハラ語といい、使われているのはゲエズ文字というのだと、Wikipediaで学びました。

ソマリ語もアムハラ語も母語話者人口は1000万人以上で、世界の言語のなかでは、それほどマイナーな存在とは言えません。しかし、いくら眺めていても、理解する手掛かりすら見つからず、まさに It's Greek ならぬ It's Amharic to me です。

ところが、二冊ご紹介したうちの左側、ウサギの絵本は、32頁のお話に各頁一枚ずつ、つまり32枚の絵があって、これを眺めていくうち、どんなお話かが分かりました。

お母さんウサギが買い物に出かけ、留守番の子ウサギたちは、めいめい家事に取り組みます。ところが主人公ウサギだけは遊びに出て、なかまと川遊び。

帰ると熱を出して病院に運ばれます。心配げに、じっと付き添うお母さん。やがて元気を回復し、一家で喜び合うところで大団円。

右の「花と蝶」は、25頁に25枚。しかしこちらは表情がないせいか、読み解けませんでした。

konoinfo at 19:30│Comments(0)TrackBack(0)

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