2013年10月30日

お悔みごと

RIMG0633久しぶりに同業の葬儀に出かけました。同業といっても、亡くなられたのは、その父上。享年88。

故人を直接知る人は、参列者のうちの半数はおろか、3割にも満たなかったかもしれません。かく申す店主も、一、二度、お見かけしたことがある程度。

しかしそのご子息である三代目とは、明治古典会の会員として、二度に亘る同期理事として、浅からぬお付き合いがあります。

同じように、業界人として、深浅さまざまな付き合いのある本屋は数多くいるわけです。さらにこの三代目には兄上がいて、そちらは美術業界で、やはりご活躍中。

というわけで、通夜、告別式の式場が落合斎場の一室だと聞いた時から、仲間内では強い懸念がありました。手狭に過ぎるのではないかと。

ご高齢で亡くなられた個人商店主の葬儀に、通常それほど大勢の会葬者は見込まれません。請け負った葬儀会社も、そんな思い込みがあったことでしょう。遺族は遺族で、控えめに見積もるのが人情。

心配した仲間が、いろいろと意見を出しましたが、時すでに遅く、手伝いの人数を増やす程度しか手はありませんでした。

そして今日の通夜。この間の事情が分かっている店主は、早めに出かけました。記帳を済ませ、焼香の列に並ぶと、前から二列目です。

「本日のお焼香は、一回でお願いします」と声をかけられて、読経もなにやら短めに切り上げ、思ったより早く焼香が始まりました。

お清めの席は遠慮させていただき、そのまま外に出たところ、そこには、ずいぶん長く伸びた会葬者の列。

まっすぐ店に戻ると、午後7時前。お焼香は、まだ続いていることでしょう。お手伝いもせずに帰ってきて、何やら申し訳ないような気もいたします。

konoinfo at 19:57│Comments(0)TrackBack(0)

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