2013年11月12日
残り物の捌き方
明日から東京古典会の大市(大入札会)期間に入るため、一週間、ほかの交換会はお休みとなります。つまり今週の明治古典会、来週の東京洋書会は休会。
例年、この時に開かれる洋書会は、荷物が少なく、閑散とした状態となるのですが、今回はちょっと事情が違いました。カーゴ十数台の出品で、会場狭しと本が並べられたのです。
種明かしをいたしますと、先週末の「洋書まつり」がその原因。この即売展に出すのは、もともと売り切るつもりのバーゲン商品が中心ですので、残ってもあまり持ち帰りたくないというのが、偽らざる心情。
そこで、明くる週の洋書会に出品することになります。例年より開催が遅れたおかげで、今年の場合は今日が、その残品整理の市となったわけです。
そんなものを出品して売れるのか、と疑問を持たれるかもしれません。しかしもともと交換会というのは、そういう部分が含まれているもの。さらに昨今では、ディスプレイ需要という強い味方があります。少なくともハードカバーの本であれば、まず売れ残ることはありません。
出品する側にとっても、売るための手段を尽くした後のことで、半ばあきらめがついておりますし、買う側にとっては心置きなく札が入れられ、おおむね普段より安く落札できるので、どちらにとってもありがたい機会ではあるのです。
小店もカーゴ3台の売れ残り品を一応は出品いたしましたが、小店の場合は、すでにお伝えしたように、今回はソフトカバーが中心。残った本も、当然ながら8割方がそれです。
ですから仕分けをしながら、まず殆どは札が入らず、自分で持ち帰ることになるのだろうと観念しておりました。
ところが思いもかけぬことに、ある新手の業者さんが、殆どの小店出品に札を入れくださいました。おかげで、当初予測していた半分の、カーゴ一台を持ち帰るだけで済むことになったのです。
もちろん、捨て値に近い落札価格ですが、それを持ち帰り、保管し、売れるまでの手間と費用を考えると、満足すべき結果であったというべきでしょう。
例年、この時に開かれる洋書会は、荷物が少なく、閑散とした状態となるのですが、今回はちょっと事情が違いました。カーゴ十数台の出品で、会場狭しと本が並べられたのです。
種明かしをいたしますと、先週末の「洋書まつり」がその原因。この即売展に出すのは、もともと売り切るつもりのバーゲン商品が中心ですので、残ってもあまり持ち帰りたくないというのが、偽らざる心情。
そこで、明くる週の洋書会に出品することになります。例年より開催が遅れたおかげで、今年の場合は今日が、その残品整理の市となったわけです。
そんなものを出品して売れるのか、と疑問を持たれるかもしれません。しかしもともと交換会というのは、そういう部分が含まれているもの。さらに昨今では、ディスプレイ需要という強い味方があります。少なくともハードカバーの本であれば、まず売れ残ることはありません。
出品する側にとっても、売るための手段を尽くした後のことで、半ばあきらめがついておりますし、買う側にとっては心置きなく札が入れられ、おおむね普段より安く落札できるので、どちらにとってもありがたい機会ではあるのです。
小店もカーゴ3台の売れ残り品を一応は出品いたしましたが、小店の場合は、すでにお伝えしたように、今回はソフトカバーが中心。残った本も、当然ながら8割方がそれです。
ですから仕分けをしながら、まず殆どは札が入らず、自分で持ち帰ることになるのだろうと観念しておりました。
ところが思いもかけぬことに、ある新手の業者さんが、殆どの小店出品に札を入れくださいました。おかげで、当初予測していた半分の、カーゴ一台を持ち帰るだけで済むことになったのです。
もちろん、捨て値に近い落札価格ですが、それを持ち帰り、保管し、売れるまでの手間と費用を考えると、満足すべき結果であったというべきでしょう。
konoinfo at 19:30│Comments(0)│TrackBack(0)│
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。