2013年11月26日

うなぎに遠慮

今日の洋書会は、荷の量が多いことは分かっておりましたが、仕分けの手伝いに馳せ参ずることもせず、ゆっくりお昼から出かけました。

行けば多少とも手助けにはなるでしょうが、行かなくても特に困るほどではなかろう、と考えたからです。

実際、店主が着いたころには、殆どの出品物に入札用の封筒も付けられ、準備はほぼ整っておりました。

その量の多さを見て、改めて当番会員は大変だっただろうと、心の中で頭を下げましたが。

大量となった理由は、不定期に入る、いつもの某大学図書館払い下げ図書が、大型段ボール80箱ほど入荷したからです。

いわゆる一口ものとは違い、いわば寄せ集めですから、量ほどには売り上げが伸びないのが通例です。

RIMG0675今日は月末で、洋書会当番のお昼は恒例のうなぎ。計算上は、相当な出来高がないと、この食事代を稼ぎ出すことができません。

こんな日に手伝いに行って、一食分余計に出前を取ってもらうとすると、会の会計に負担をかけることになる。そう考えたのが、ゆっくり出かけた理由です。

というのはまあ冗談ですが、まるでその考えがなかったわけでもありません。

洋書会は、他の交換会に比べて出来高が少なく、それに応じて一定の割合で支給される活動費も少額です。万事切り詰めて運営するしかないのです。

しかし、出来高がすべてではありません。そこでの取引が、それぞれの店の商売の助けになるところに、市場の存在理由があります。

小店も、僅かながら、収穫ありでした。

konoinfo at 19:30│Comments(0)TrackBack(0)

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