2013年12月24日

年納めのうなぎ

洋書会の2014年が終わりました。

とは言っても、わが組合の交換会は7月-6月という事業年度制をとっていますから、これで区切りがつくわけではありません。前半戦終了、ハーフタイムというところでしょうか。

それでも「良いお年を」という挨拶には、また一年が過ぎたという感慨を覚えます。

毎年、気心の知れた幾人かの同業には、市場で顔を合わせた時に、小店のカレンダーを差し上げているのですが、それをお渡しすると、一様に「もう一年たちましたか、早いものですね」という感想をいただきます。

紋切型とは分かっていても、言わずにはいられない言葉というものがあり、これなどはさしずめその代表格。立場が変われば店主だって、始終口にしております。そして実際、しみじみとそういう気分になっているのです。

RIMG0780さて今日の洋書会は、荷の量はなかなかのものでした。どこの会も出品が減る、年末最終週であったにもかかわらず。

しかし、点数の方はそれに比べると少ない。つまり大きな山で出品されるものが多かったということです。

それなのに今日は、そんな時に頼りになるディスプレイ本取り扱い店が、揃って市場をお休みしました。したがって、いつにもまして大山が安い価格で、というよりほとんど最低価格で落札されておりました。

それでもおかげで、ボー(売買不成立)となって返品されたり、ツブされたりするものを、かなり減らすことができたわけです。

そんな中にあって、一点の出品が、今日の市場の出来高の殆どを稼いでくれました。ケンペル『日本誌』フランス語版初版(1729)のとても状態の良い二冊本です。

開札した会員が思わず「ウナギ代が出た!」と、声をあげました。当番会員のお昼は恒例のうな重。年末は、当然ながらまた月末でもあったのでした。

konoinfo at 19:30│Comments(0)TrackBack(0)

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