2014年01月25日

Ball Family Records

RIMG0877ちょっと面白そうな本でしたので、手元においてゆっくり調べてみようと、前々回の洋書会で、売れる当てもないまま入札しました。

他に誰も気に留める同業がいなかったので、幸い下札で落札できました。タイトルが示す通り、ボール一族の系譜を記録したものです。

そのボール一族が、どんな人々なのか、事前に何の知識もありませんでした。ただ、市場でパラパラと見た時、その一族に、かのジョージ・ワシントンの母にあたる人がいることが、分かっただけです。

物好きと言えば物好き。しかし、こういう特殊な本を、どんな人がなぜ日本に将来したのかに、興味が湧きました。

元よりじっくり読むための時間も、語学力も不足しているのですが、時々開いて、そこここと拾い読みすることで、少し分かってきたこともあります。

まず何故日本にあるかという点。これは序文の中にヒントがありました。そこでは著者のWilliam Ball Wrightが、書物の成立事情について述べています。

それによれば、著者は1873年から10年間、宣教師として日本に滞在したというのです。つづけて

I was greatly struck with the way in which interesting people preserved the records of their forefathers.

さらに、最初に改宗させた一人に、25代にさかのぼる系図を有するShinto priestがいたとも述べています。

この本と一緒に市場に出ていたのは、キリスト教、とりわけ英国教会関係の本が多く含まれた一口でした。

つまりは、明治時代の日本におけるキリスト教(英国教会)布教史を調べる人が、そのアンテナにとらえ、外国から取り寄せたもののようです。

そちらも面白そうな話ですが、本自体からも、まだ面白いことが見つかりそうな気がします。

konoinfo at 18:30│Comments(0)TrackBack(0)

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