2014年01月27日

ゆとりある暮らし

大学時代の同級生で、どういう巡りあわせに恵まれたのか、県立金沢美術館に学芸員の職を得て、長く勤めあげたS君が、今朝、店を訪ねてくれました。

その美術館の性格上、尊経閣文庫とは縁が深く、前回、もう10年以上前に初めて店を訪ねてくれた時も、今回も、仕事で駒場公園にある同文庫を訪れる途中とのことでした。

今回もらった名刺によると、美術館はすでにリタイアし、「インデペンデントキュレーター」という肩書がついていましたが、以前より恰幅が良くなり、ずいぶん貫禄がついたようです。

RIMG0869昨今は地元の小さな美術館のアドバイザーなどをしているとかで、現在関わっている「能登島ガラス美術館」に、「遊びに来ないか」と勧められました。

行ってみたいですね。そんなところに気軽に行かれるような、ゆとりある暮らしをしたいものです。

待ち合わせの時間を遣り繰りして訪ねてくれたので、立ち話で終わってしまいましたが、そのなかで、同じく金沢に住みついたはずの、もう一人の同級生I君の消息を尋ねてみました。

こちらは定職につかず、詩を書いたり絵を描いたりして、飄々と生きていく道を選んだ男です。

彼もまた、20年近く前に一度だけ、パートナーの女性と一緒に小店を訪ねてくれたことがあり、その時、金沢に住んでいると言っておりましたから。

すると、10年ほど前に、長らく音信不通を続けていた、老親の暮らす郷里へ戻ったはずだといい、その顛末を聞いてびっくり。

ある時、新聞に「拉致の疑いがある失踪者」のリストが掲載され、そこに自身の名を見つけたI君が、困ってS君に相談してきたことが、故郷に帰るきっかけとなったといいます。

「今でもホームページを見られると思うよ」と聞き、検索してみたら確かに見つかりました。「六角文庫」。これもまた、ゆとりある暮らしでしょう。

konoinfo at 19:30│Comments(0)TrackBack(0)

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