2014年02月21日

寒い夜の出来事

今日の明治古典会は、量はまずまず、出来高は今一つという、労の多い割に報われるところの少ない市でした。

市会終了後、臨時総会。7月の七夕大入札会に向けて、実行委員会が発足。来季を受け持ってくれる新幹事が、承認を受けました。これでバトンを渡す相手が決まったという次第。

会議の後、久しぶりに席がとれた居酒屋へ4人で。少しばかり肩の荷が下りた気分で、ウーロン茶を飲みながらの食事を終えてから、店まで帰る井の頭線の中での出来事です。

吊革につかまって立っていると、前の座席で端に凭れるように眠っている乗客の手元から、何かがするりと落ちて、ゴトン、ビシャッという音をたてました。

落ちたのはカップ酒の容器。プラスチックのふたが外れて、半分ほど残っていた酒が床に撒かれたのです。

立ち上る匂いからすると、まだ冷めきっていない、暖かい酒のようでした。とっさに足を引いたのですが、靴とズボンの裾に、少しばかり掛かりました。

その乗客は慌てる様子もなく、というより半ば朦朧とした様子で落ちたカップを拾い上げ、手元に収めてまた眠り始めました。

その様子を仔細に見ると、いかにも暖を取りに電車に乗り込んだという風姿です。確かに外は冷え込んできました。今夜眠るところはあるのでしょうか。

他には近くに立っていた人はなく、誰にも酒が掛からなかったのは幸いなことでした。

RIMG0921酒はドアの方向へ幾筋にも流れ、やがて駒場東大前駅に着くと、何人もが降りるうちに、まるで気づかないのか無頓着に踏みつけていく人も現れ、駅のホームに、幾つもの足跡が残りました。

店主もその流れを一跨ぎしてホームへ降り、寒さに急かされるように店に戻ったのです。

konoinfo at 22:49│Comments(0)TrackBack(0)

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