2014年04月19日

どこでご覧に

古本屋にとって、お買い上げいただく方も、お売りくださる方も、どちらも有難いお客様であることは申すまでもありません。

ですから、お売りに来ていただいたついでに、店の本を買って行って下さるとなると、何倍も有難いお客様ということになります。

このところ何度か本をお売りいただいているお客様が、今日も語学関係の洋書を一抱えお持ちになり、こちらが値踏みをしている間に、棚から一冊抜いていらっしゃいました。

レヴィ=ストロースの『野生の思考』(みすず書房)です。

ネットで見て小店に在庫があることが分かり、しかもそれが最安値であったので、この機会に買おうと思ってきたということでした。

ただ、どうも不思議なことをおっしゃいます。「アマゾンで見た」と言われるのです。小店はamazonに出品はしておりません。そこでそのように申し上げると、お客様も首を傾げられます。

確かに小店の名を見たのだがと、お客様も不思議そうです。しかも値段まで、そこで見た通りなのだと。

小店と同じ店名の別業者かもしれません。知る限りでも九州に河野書房さんがいらっしゃいます。組合内でも昔は数軒、同名の店がありました。最近、残っていた一軒が廃業され、現在、東京組合には小店だけとなりましたが。

しかしいずれにせよ、そうした方々がamazonに出品されているとは、聞いたこともありません。

念のため、お客様が帰られてから、amazonでその本を検索してみましたが、やはり小店、もしくは似通った店名は、出てきませんでした。

RIMG1177他の検索サイトで見つけられたのではないかと、帳場前においてある『日本の古本屋』のチラシをお見せして尋ねても、確かにamazonであったと揺るぎません。なにより『日本の古本屋』自体をご存じなかったようです。

そこで、謎は謎として、ともかくもこの際、我等が『日本の古本屋』を、しっかりと宣伝しておきました。

konoinfo at 18:30│Comments(0)TrackBack(0)

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