2014年05月26日

映像の変化、活字の変化

RIMG1280「今年の春は、シャーロック・ホームズ三昧!」という、NHKの番宣にのせられたわけではありませんが、二晩つづけてホームズを「見較べて」しまいました。

土曜日の夜、かねて家人が楽しみにしていたSharlock3が放送され、まずはそれを。

「帰還」の謎については、すでに世上に流布していたとおりで、結局それ以上のサプライズはありませんでした。しかしネタバレの中、謎解きと、次作以降への布石をスピーディーに展開していく手腕はなかなか。

話そのものより面白かったのは、オタクっぽい三人の登場人物。オタクに国境はない、とでも言いたくなるほど、分かりやすい造形でした。グローバル化の極致かもしれません。

昨晩は、録画しておいた「シャーロック・ホームズの冒険」を。

制作されたのが、もう30年近く前のことだと知って驚きました。以前見ていたのは、何時頃のことだったでしょう。

デジタル・リマスター版とかで画質は上々。しかし始まってすぐ、見較べの効果が現れました。何よりそのテンポの悠長なことに驚いたのです。逆に30年前、sharlockを見たら、その切り替わりのスピードに、目が回ったかもしれません。

それで気づいたのは、書物の世界に起きた変化。この30年に限らず、もっと前から比べて、どんどん活字が大きくなっています。

とりわけ顕著なのが文庫本で、同一作品の頁数が次第に増えて厚くなったり、さらに増えて上・下2冊になったり。それらはすべて活字の大型化のなせるわざです。

この二つの変化の違いが、何を意味しているのか、一考の価値はありそうです。

ところで、どうでもよいことながら気になったことが一つ。「冒険」のホームズの声が、一部分だけ明らかに別人でした。吹き替えには、良くあることなのでしょうか。

konoinfo at 19:30│Comments(3)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by anonymous   2014年05月26日 20:49
字が大きくなってすぐ読めちゃうのになぜか分厚い、しかし軽い本も増えてていますね。嵩高書籍用紙という紙らしいです。内容の方はそうなってほしくないものです。
2. Posted by anonymous   2014年05月27日 15:13
吹き替え音声が一部違う件について、想像ですが、古い音声に放送禁止用語か差別表現が入っていて、そのまま使うわけにいかなかったのでは…?
3. Posted by 店主   2014年05月27日 18:47
ちょっとそれも考えましたが、それにしては長すぎるようでした。
ワンカット丸々という程度の長さだったような。

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