2014年06月10日

素直に喜ぶ

RIMG1324昨日、注文が入った本の一冊が、「アマゾンだとえらく高い値がついている」と、店の者が教えてくれました。

いちいち調べるように指示しているわけではありませんから、なぜその本を調べてみる気になったのかは分かりませんが。

2000年に出版された、歴史研究書の翻訳本。定価が3200円のところ、2000円が小店の付け値でした。登録日は昨年末。店の棚にさしてありましたので、半年は晒されていたわけです。

言われれば気になります。自分でも検索してみました。すると在庫数は1、一件だけの出品で、付けられていた価格は9800円!

あらためて「日本の古本屋」を検索してみると、「キーワードに一致する書籍は見つかりませんでした」というメッセージが現れました。小店の本に注文が入り、表示が消された結果、在庫ゼロとなったわけです。

売れた時に調べることはしませんが、売る前、値段を付ける時点では、一応、二つのサイト(「日本の古本屋」とAmazon)くらいはチェックしております。他店の付け値を、全く無視することは出来ないからです。

もし、当時からこうした状況だったら、本の状態も良かったので、9800円はともかく、定価くらいには付けていた気がします。つまりこの半年ほどの間に、品切れとなり、急に値が上がったというわけでしょうか。

安く売って損をした、ということを言いたいわけではありません。そういう気持ちがまるでないとは申しませんが。

それより気になるのは、ネットセドラーの存在です。プログラムを作ってネット上で本の価格情報を収集している連中が、少なからずいると言われます。意図的に、相場を操作しようとしている例さえあると聞きます。

そういう輩の手に落ちたのでなく、必要とされている方に見つけていただいたのであれば、何の不足もありません。付け値が相場より安くなっているなどということは、その逆の場合ほどではないにせよ、良くあることなのです。

余計な気を回さず、喜ばれているお客様の姿を、思い浮かべることにいたしましょう。

konoinfo at 19:30│Comments(0)TrackBack(0)

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