2014年08月28日

古書組合の総会

RIMG1513昨日は東京古書組合の定時総会でした。

現在の組合員数は612名(6月末)。出席者数は90余名との発表。委任状が260余通提出され、総会は無事成立しました。

ずっとこんな調子です。過半数をようやく超える。

今年は役員改選の年に当たるため、関わりのある組合員はほぼ出席しますから、委任状さえ集まれば、まず定数割れの心配はありません。

これが非改選の年となると、事務局は委任状の回収状況にやきもきすることになります。とりわけ重要議題や争点になるような案件がなければ、関心も低調となって、予断を許さない状況が生まれます。

人集めに苦労するということは、賛否の分かれるような問題に直面していないということ、という見方もできなくはないのですが。

しかし、だからといって組合運営が順風満帆だというわけでは、もちろんありません。組合事業の今後について、それに携わっている組合員は、一様に不安を抱いています。

20年前の交換会出来高と、昨年の出来高を並べて比べたら、なぜ組合運営が出来ているのか、誰もが不思議に思うはずです。

あたかも老化というものは徐々にやってくるため、少しずつ体が慣らされていくのと似ているでしょうか。もし20代の自分が突然、現在の自分のような体調になったとしたら、驚いて病院に駆け込むことでしょう。

組合も、だましだまし年を取ってきたのかもしれません。人間なら代替わり、建物なら建て替え。組織の場合にはそれに類したリフレッシュ策は可能でしょうか。

また二年間、組合役員を務めることになりました。

konoinfo at 19:30│Comments(0)TrackBack(0)

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