2014年08月29日
月末の金曜日
ここ数日の東京は、まるで梅雨のような天気ですが、猛暑と豪雨に祟られた8月も、今日の明治古典会が最後の市になりました。
店の方はこの8月、前半こそ健闘しているような気がしておりましたが、月の後半に入ると、いつもと同じ、あるいはそれ以上に低調な売り上げが続いて、青息吐息。
そんな具合ですから、市場に来ても、なかなか入札気分が盛り上がりません。
というわけで、出品量はまずまずだった今日の市でも、結局一点も入札できませんでした。もちろん、懐具合とか、元気とかいう以上に、小店に向いた品が見つからなかったことが大きな理由ではありますが。
それでも、もう少しテンションが高ければ、冷やかし気分で、落ちれば儲けものという札を入れることもあります。その気力が出ないという点においては、やはり店の売り上げ不振が響いているのかもしれません。
冷やかしと申しましたが、実はそれだって市場を盛り上げるためには大切なことです。封筒に入っている札の枚数に、全く左右されないという入札者は、まずおりません。賑やかしの札にも、意味はあるのです。
似たようなことが、フリにもあるのを、今日改めて感じました。
今日は、月の最終市で、恒例フリ市の日。回を重ねて、運営の方は次第に手際良くなり、参加者もだんだんと要領をつかんできたように思います。
とはいえどうかすると、最初の一声がなかなか出ないことがあります。お互いが牽制し合っての結果でしょう。そんな時、口火を切れるのは、案外、実際に買う気のない、野次馬的な立場の人であることが多いのです。
私たちの市場は、最低取引価格が2000円です。その2000円の声が出たとたん、あちこちから手が上がり、あっという間に10万円を超えることも、何度か目の当たりにしました。
確かに、10万円以上で買おうと考えている人にとって、最初の一歩を踏み出すのは、なかなか難しいことではあるでしょう。いきなり10万円と声を出して、誰もついてこなければ、それはそれで不安が残るものですし。
店主の方は、いつも通りただ座っているだけ。それでもフリ市の活気に、少しは元気をもらった気がします。
店の方はこの8月、前半こそ健闘しているような気がしておりましたが、月の後半に入ると、いつもと同じ、あるいはそれ以上に低調な売り上げが続いて、青息吐息。
そんな具合ですから、市場に来ても、なかなか入札気分が盛り上がりません。
というわけで、出品量はまずまずだった今日の市でも、結局一点も入札できませんでした。もちろん、懐具合とか、元気とかいう以上に、小店に向いた品が見つからなかったことが大きな理由ではありますが。
それでも、もう少しテンションが高ければ、冷やかし気分で、落ちれば儲けものという札を入れることもあります。その気力が出ないという点においては、やはり店の売り上げ不振が響いているのかもしれません。
冷やかしと申しましたが、実はそれだって市場を盛り上げるためには大切なことです。封筒に入っている札の枚数に、全く左右されないという入札者は、まずおりません。賑やかしの札にも、意味はあるのです。
似たようなことが、フリにもあるのを、今日改めて感じました。
今日は、月の最終市で、恒例フリ市の日。回を重ねて、運営の方は次第に手際良くなり、参加者もだんだんと要領をつかんできたように思います。
とはいえどうかすると、最初の一声がなかなか出ないことがあります。お互いが牽制し合っての結果でしょう。そんな時、口火を切れるのは、案外、実際に買う気のない、野次馬的な立場の人であることが多いのです。
私たちの市場は、最低取引価格が2000円です。その2000円の声が出たとたん、あちこちから手が上がり、あっという間に10万円を超えることも、何度か目の当たりにしました。
確かに、10万円以上で買おうと考えている人にとって、最初の一歩を踏み出すのは、なかなか難しいことではあるでしょう。いきなり10万円と声を出して、誰もついてこなければ、それはそれで不安が残るものですし。
店主の方は、いつも通りただ座っているだけ。それでもフリ市の活気に、少しは元気をもらった気がします。
konoinfo at 22:34│Comments(0)│TrackBack(0)│
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