2014年12月17日

ふたつの予想以上

RIMG1778天気晴朗なれど、風強し。

先月の30日に続いて、湘南新宿ラインに乗り、宅買いに出かけました。と言っても、先日とは別のところ。前回は逗子でしたが、今回は保土ヶ谷。

当初は自分の車で行くつもりにしていたのですが、電話で伺い、メールで写真を送っていただいたところでは、小さな乗用車に載り切るかどうか、微妙な量。

それに加えて先週始めから、年季の入った古本屋ならだれでも持っている腰の痛みが出て、少し良くなるかと思うと、またぶり返すという繰返し。市場に本を引き取りに行ったり、洋書会で作業したりでは、治まるのも難しい。

そう考えて、今回はネットで小店にほど近い、三宿にある赤帽さんを見つけ、運送を依頼したのです。

まだ腰の疼きが消えない中を、電車で先乗りし、先方で本を縛るなどして待つうちに、赤帽さんが到着しました。初めてお願いする先ですので、当然初対面。

お目にかかって、いささか驚いたのは、店主より年上と見受けられる方であったことでした。集合住宅の4階からエレベーターを使って表の車まで、台車に控えめに積んで3往復。さほど無理なく積めて一安心。

帰りの荷下ろしを、赤帽さん一人に任せるのが気の毒になったこともあり、便乗させてもらって店まで戻りました。

無事にすべてを終えてから、料金を伺うと、予想していた倍近い14000円という金額。もしかしたら往復距離料金を請求されたのかもしれません。領収書だけで、内訳明細はありませんでした。

あらかじめ見積もりをとっておかなかったのも失敗でしたが、急なことでしたし、ご高齢(自分を棚に上げて)の方をお使いしたこともあり、帰りの便乗をタクシーだと思えば安いものだと考えて、黙ってお支払いいたしました。

あとでホームページを確かめると、はっきり赤で「実際に荷物を積んで走った距離で計算します」と書かれていて、その保土ヶ谷から駒場までの距離は、およそ33kmというのが、Googleの教えるところです。

ちょっと後味の悪い結果となりましたが、宅買いの本自体は、予想していたより良質のもので、今回はこちらの予想以上に救われた形となりました。

konoinfo at 19:30│Comments(0)TrackBack(0)

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