2015年01月01日

年の初めに

明けましておめでとうございます。

と、このブログで申し上げるのも、もう何度目のことでしょうか。毎日のルーティンから外れて、名古屋でのんびり正月を過ごす。これはこれで、毎年のルーティンでもあります。

ルーティンに従い、元旦は、まずお墓参り。そしていつもの中華料理店で少し早目の昼食。ありがたいことに、今年も老父は、92歳を超えてなお、しっかり歩いて参加。当家の年中行事は、今年も無事終えることができました。

年中行事というと、まるで宮廷の神事のようでもありますが、店主がいつも思い出すのは「規則正しき底辺よ」という、40年以上前に、あの赤テントで聞いた「少女仮面」(だったはずです)のなかの、唐十郎のせりふ。

どんなシーンだったのか、すっかり忘れておりますが、その時以来、耳について離れず、時降るに従い、前後の文脈とは無関係に勝手に意味づけを膨らませ、自らの中で忘れられない言葉となっております。

頂点からは遥かに遠く、かといって底辺となる覚悟もないまま日々を漂っていることへの忸怩たる思いが、この言葉を思い出すたびに湧き起るのです。

思えば、およそ覚悟とは縁遠い日常です。年の初めの今日くらい、そうした自分に喝を入れて、一年の計を立てるべきところなのでしょう。

RIMG1552密かに期するところがないでもありません。しかし口にした途端、陳腐なものになるような気がして、書くことは憚られます。日々、恥ずかしげもなく駄文を連ねているというのに、少しは恥じらいも残っているようです。

ともあれ、本年もよろしくお願い申し上げます。

konoinfo at 18:40│Comments(0)TrackBack(0)

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