2015年02月22日

栄枯盛衰

昨夜、親しい同業が新店舗を開くというので、そのレセプションパーティーにお招きを受け、神保町まで行ってきました。

RIMG0006同業というからには、もちろん古本屋なのですが、彼が開いた新店舗は古書店ではありません。現代美術を中心に扱う画廊です。

随分様変わりしたとはいえ、今なお古書店街の中心といって良い一丁目の、靖国通りに面したビルの二階。午後7時からのパーティーに、30分ほど遅れて駆けつけると、30坪ほどの店内は人で一杯。手に手に飲み物を持ち、テーブルの軽食をつまみながら、談笑しておりました。

半ば以上は、普段から顔を合わせる同業たちです。それも店主よりは若い連中が多く、彼らは概ねリラックスした雰囲気で楽しんでいる様子でした。

壁面には、商品でもある美術品が数多く掛けられていましたが、それらを見て回るには人が多すぎ、手近な数点を眺めたに過ぎません。それはまた別の機会にと、談笑に加わりました。

もとより、お客様のためのパーティーであるはずですから、同業があまり長居をしても失礼です。いつもの仲間の顔を見つけ、示し合わせて早々に退出いたしました。

軽食にもほとんど手を付けませんでしたから、一緒に食事をということになり、結局ふだん行きつけの三幸園で中華の卓を囲み、二日続けての食事会となったのです。

話題は当然、昨夜の主人公である新店舗の主の、旺盛なバイタリティーへの驚嘆から始まり、やがては神保町盛衰記というようなところに移って行きました。

産業規模からすれば、芥子粒のような古書業界のなかにさえ、栄枯盛衰はあります。彼を含め、そのパーティーに顔を見せていたような若い世代が隆盛を極め、業界に新たな刺激を与えてくれることを願わずにはおられません。

konoinfo at 18:30│Comments(0)TrackBack(0)

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