2015年04月28日

除籍資料

今年に入って早い時期に、ある大学の法学部・経済学部図書館からお問い合わせをいただきました。

「近い将来、資産登録してある所蔵資料の一部を除籍する計画で、資料の古書店への売却について調査しています。除籍対象資料は約8,000冊弱となる見込みです」というのが前置きです。

次いで質問としてゝ書店では、除籍資料取扱いの実績があるか蔵書印、ラベル等の装備を図書館側で処理しておく必要があるか8,000冊について、1冊ごとに買取り価格を提示していただくことは可能かぢ仂飮駑船螢好箸魄覆辰董買取りの見積り金額を提示していただくことも可能かズ包や運搬に係る費用もご提示いただけるか、とありました。

大略次のように回答しておきました。〃亳海△雖必ずしも剥がしておく必要はないが、除籍印、除籍証明の貼付は必要1円、0円評価が並ぶ可能性もありい任れば下見をさせていただきたいチ姐爐貌韻検

RIMG0143最近になって、再びメールが届きました。それによると、リストだけで何とか見積は出ないかというご要望です。「本体買取額、梱包・運搬費等の諸経費の概算で構いません。本体については、0円、1円評価でも全く差し支えありません。本体買取額、その他諸経費の項目ごとに見積り額をご提示いただけると助かります」と。

見積が出せるかどうか、ともかくリストを見なければ始まりませんので、とりあえずお送りいただくようお願いいたしますと、折り返すように翌日、Exelファイルで7000冊余りのリストが送られてまいりました。

拝見してまず予想外であったのは、和書は900冊強で、残りがすべて洋書であったことです。学部図書館における和書・洋書の架蔵比率はどれくらいのものか存じませんが、1対6というようなことは、あまり想像できません。要するに洋書の除籍率が極めて高いということなのでしょう。

さて和書ならともかく、洋書では専門外の本についての評価は難しいので、今日の洋書会で何人かの同業に目を通してもらいました。結果は、和書のリストからも想像がつきましたが、除籍本でも評価がつくという書籍は、ほとんど見当たらなかったようです。

「すべてが0円でも梱包・運搬費を当方が負担し、お引取り下さるのであれば、それも一案」とまでおっしゃっていただいていますが、市場で仕分け、出品するためのコストまで考えると、お断りするしかないかと考えているところです。

konoinfo at 19:40│Comments(0)TrackBack(0)

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河野書店

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