2015年05月27日

熱さ対策

「アッチー!」と、大きな声がして、「ミニカーが熱いよー」。小学校中学年くらいでしょうか、初めて自転車で通りかかったらしい二人連れが、珍しそうに箱の中を掻き回し始めた時のことでした。

RIMG0225午後3時前の、一番気温が上がっている時分。店の前面に置かれているジャンクたちは、まともに日差しを浴びて、驚くほど熱を持っていたとみえます。

それでもひるむことなく、あれこれと手に取っている様子です。途中で一人が「おかーさんに電話して、100円でミニカー売ってるから買ってもいいか聞いてみる」と言うのが聞こえ、どうやらお許しか出たらしく、それからいよいよ本腰を入れて選び始めました。

心配になるほど長い間、二人して品定めを続けた後、一人が怪獣一体とミニカーを2台、もう一人がミニカー3台持って、「ここでいいのかな?」と不安そうに、店の中に入ってきました。

300円の怪獣は、二人で半分ずつ出し合って友達にプレゼントしようと、話し合っているのも聞こえていました。「お前も150円出すんだよ」と一方が言い、他方が従って、勘定をしようと小銭を取り出すとき、コロンコロコロとコインが落ちて転がる音がしました。

どうやら帳場の下に転がり込んだらしいのですが、覗いたりしても見つからないようです。そのまま払おうとするので、「いくら落っことしたの?」と聞くと、「100円」と言います。「じゃあ残りを出してくれればいいよ」と、100円玉1枚を引き取らせました。

二人では、さかんにお喋りを交わしていたのに、店主との会話となると口数少なで、「ありがとうね」と言っても、言葉を返すでもなく、帰って行きました。

ちょうど下校時刻で、駒場小学校から帰る児童たちが表を通りかかっていましたから、どこか別の地区の小学生だったのかもしれません。

あとで床を見て回りましたが、100円玉は、どこかへ雲隠れしたようです。それよりも、暑さ対策、というより熱さ対策を、講じなければならない季節となりました。

konoinfo at 19:30│Comments(0)TrackBack(0)

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