2015年06月20日

売値と買値

午前中、久しぶりに宅買い。ごく近いところです。

数量だけは、250冊ほどと伺っておりましたので、よほど大判ばかりでなければ、小店の小型車で十分積み込み可能。あとは駐車の問題だけですが、事前にお電話したところ、積み下ろしくらいなら心配ないことがわかりました。

RIMG0260お天気も、不安定になるのは午後からという予報でしたので、まずは安心して出発。5分ほどで着いたお宅には、ご処分くださる本が床に平積みにしてあり、小学校低学年のお嬢さんが、アラフォーのお父さんと一緒に出迎えてくださいました。

あまり長く車を止めておくこともできません。店に持ち帰って値踏みする、という方法でご了解いただきましたので、そのお嬢さんのお手伝いもいただきながら、軽く縛って車に積み込み、店まで運んだのでした。

さて店に戻って紐をほどき、あらためて見てみると、一般書が大多数、ただしいずれも状態は良いものばかり。こういう時は B*okO*f なら幾らで買うだろうかと推計してみて、それよりは良い値になるように、金額をはじき出します。

出た数字を電話でお伝えし、ご了承をいただきましたので、すぐにお支払を済ませて、本の整理に取り掛かりました。

一割くらいは店の棚に挿せそうな本があります。Amazonで売値を調べていくと、一冊、定価4600円に対し最安値が約14000円という本がありました。お客様に申し訳ないことをしたかと、いささか不安になり、「この商品の買取価格を確認する」というリンクを押して見ました。

すると現れた数字は565円。一瞬見間違いかと思いました。例によってこれは「非常に良い」場合の価格で、「良い」ならば170円に下がります。

これをデタラメと受け取るのは簡単ですが、あるいは案外シビアに本の値打ちを判断しているのかもしれないと、しばらく考えさせられてしまいました。

konoinfo at 18:30│Comments(0)TrackBack(0)

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