2016年02月24日

本屋好き

午後のお茶の時間、家人と店番を交替しようと帳場に出ると、お会計中のお客様から「ブログ読んでますよ」と、いきなり告げられて、ドギマギしてしまいました。

移転する前の店に来られたことがあるそうです。それ以来ということですから、13年以上のご無沙汰。「『古本屋ツアー』を読んで、来てみようと思った」というお話でした。

小山力也さんの人気ブログ『古本屋ツアー・イン・ジャパン』が、原書房から本になって出たのは2013年のことでしたが、この第一冊目に、小店は載っていなかったと思います。

もちろんブログの方では、ずっと前に取り上げていただいたことがあり、ある同業がそれを教えてくれましたので、すぐに読みました。いつの間に来られて、これほどしっかりご覧になっていかれたのだろうと、感心したことを覚えています。

実際以上に良く書いていただいて、多少面映ゆい感じもしたのですが、その当時すでにそのブログは本好き、というより本屋好きの間では、つとに知られた存在であったのでした。

そのことを同業に教わるまで知らなかった店主などは、いかにそのあたりの情報に疎いかということですが、そんな小店が、「全国古書店めぐり : 珍奇で愉快な一五〇のお店」の中に入っていなくとも、ですから当然のことと思っておりました。

RIMG0779その後、『古本屋ツアー・イン・首都圏沿線』『古本屋ツアー・イン・ジャパン それから』の2冊が相次いで出版されたと聞いていますので、そのどちらかに小店の記事も、目出度く収録されたのでしょう。

とりあえず、お店が続いていて良かった、というのがお客様の話を伺って感じたことでした。ますます貴重となりつつある本好き、いや本屋好きの方に無駄足を踏ませなかっただけでも。

ただし、綿密に描写されていた、あの当時の店の棚は、当然のことながら、かなり様変わりしています。それが良い方にか、悪い方にか、そこが気になるところです。

konoinfo at 19:51│Comments(0)TrackBack(0)

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