2016年04月15日

トン汁の大市

本日は片付け日。通常の市会と違って、当日は一部の例外を除き、落札品の持ち帰りが出来ません。

その例外と言うのは、最終台に置かれていたような高額品で、お持ち帰りいただいた方が、こちらも安心できるようなもの。ただし台帳に、ご本人の署名が必要です。

それ以外の、会場に残されている落札品を、名寄せし、付け合せをする。それが今日、朝からの仕事でした。

名寄せと言うのは、同じ落札者の品物を一か所にまとめること。ある程度は昨日のうちに済んでおりました。この手の作業の段取りは、ノウハウの積み重ねで、とても洗練されてきています。

今回は出品量が少なめだったこともあって順調に進み、付け合せも特に問題なく終わったようでした。付け合せと言うのは、落札者ごとにまとめた本を、その人の落札リストを見ながら、1点ずつ照合していく作業です。

RIMG0896あとは地方などへの発送という仕事がありますが、昨今はもっぱら専門業者にお任せ。つまりその立会いに、数名が残れば済みます。

というわけで、午後3時にはほぼ作業完了。最後の片づけや点検は、若い人たちと担当理事に任せることにして、その他の理事は、そこで解放していただきました。全古書連週間が、これで終わったわけです。

全て満点とはいきませんが、今回の総会・市会は、なべてうまく行ったと思います。

その中でもとりわけ好評を博したのが、食事係。会期中、毎日の昼食とおやつを準備し、提供する係です。

昼食はデパートから取り寄せのお弁当でしたが、その他に、ある日はおでん、またある日はトン汁と、工夫を凝らした一品を加えて、口うるさい連中をも黙らせました。

とりわけ熱々のトン汁は、同僚理事が前夜、70人分を手作りしたもので、皆の印象に残ったはずです。今回の市会は、これによってのちのちまで、お手伝いの人たちに記憶されることでしょう。

konoinfo at 19:30│Comments(0)TrackBack(0)

トラックバックURL

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

12月31日から1月3日まで
休業いたします
Profile

河野書店

Archives