2016年05月25日

タクシー騒動

片言の英語で、タクシーを呼んで欲しいと頼まれたそうです。それも2台。すぐ電話をして呼ぼうとすると、今ではなく明日の午前11時にだと言うので、そのまま予約したそうです。

それが昨日のこと。片言同士の会話で頼まれたのは家人。頼んだのは、ここ数日、毎朝のように店に来られ、なにやかやお買い上げいただいている子連れのマレーシア人女性。もっとも国籍はあてずっぽうです。

RIMG1087そして今朝、予約時刻の15分ほど前に、タクシーセンターから「向かっている」という連絡があり、やがて2台のタクシーが到着しました。

さてしかし、肝心の依頼人ご一行は、影も形も見えません。何しろどこのどなたとも知れないので、連絡の取りようもありません。

ついに11時を回り、このまま待たせておいてもメーターが上がるばかりだし、運転手さんにも申し訳ないと考え、迎車料金に初乗り料金を加えて支払い、引上げてもらいました。

それから15分もしたころ、くだんの母子と、そのご一族と思しい男女数名が、店の前に忽然と姿を現しました。特に急いでいる様子もなければ、タクシーがいないことを不審がっているようでもありません。

そこで店主が表に出て行って、頼まれてタクシーを呼んだが、時間が過ぎたので千円ずつ払って帰ってもらったと伝え、店内に戻りました。

話は伝わったらしく、大変申し訳ないと詫びられ、何ごとか相談しておられます。やがてご一行は駅に向かって歩き出しました。

その動きとは別に、ご一族中の若い女性が、帳場まできて2千円を差し出し、もう一度、今度は1台だけでよいから呼んでもらえないかとおっしゃいます。

乗りかかった船です。改めて電話をかけると、5分待ちだとのこと。やがて到着したタクシーに、ベビーカーの赤ちゃんと、ご主人と、3人で乗って行かれました。

konoinfo at 19:30│Comments(0)TrackBack(0)

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