2016年06月22日

本屋です

お昼時、男女5人組が店の前に立ち寄られました。店主がお見かけするのは2度目ですが、家人の話ではここしばらく、土日以外は連日のように、ご来店いただいているそうです。

お1人はリーダーらしい中年の男性で、後は皆さん2〜30代の女性3名と男性1名。どこかの事務所のお仲間が、一緒にお昼でも食べて、その戻り道といった雰囲気。

先生と学生というには、少し年恰好が違います。それよりなにより、この皆さん、徹底してご興味は店の前のジャンクおもちゃと、店内の飾り品。

RIMG1148いつも賑やかに声を上げながら品定めしたり、店に飾ってある地球儀などの値段を、家人に一つ一つお尋ねになったそうです。

そうしてこれまでに、乗り物おもちゃの類をいくつか、お買い上げいただきましたが、毎回、誰一人として本に目を向ける方はおられませんでした。

前回、店主が店番をしている時に来られた際、店内を見回されたリーダーが、出がけにポツリと「面白いものがなくなったな」と、独り言のように漏らされたのが聞こえました。

本のことを言われたのでないのは明らかですので、黙って聞き流しておりましたが、愉快な気分でなかったのはもちろんです。

そして今日。リーダーは店の中に入って来るなり、「何か入りましたか」とお尋ねになりました。そこで、「うちは本屋ですから」とお答えしたのです。

よほど驚かれたのか、意外だったのか、表の仲間のところに戻ると、店主の言葉を3度も4度も繰り返して伝えているのが聞こえてきました。

その言葉に促されるように5人組は、いつもよりずっと短い滞在時間で帰って行かれました。

konoinfo at 19:30│Comments(0)TrackBack(0)

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