2016年06月23日

懐かしさを買う

RIMG1150古い芝居のパンフレットが出てまいりました。

この手のものは時々、宅買いの際に一緒にお引き取りしてくることがあり、まだほかに、どこかにしまい込んだままになっているものが結構あるはずです。

これに目を止めたのは、上演演目(ハムレット)のためでも、上演劇団(文学座)のためでもありません。

確かに表紙をめくると、芥川比呂志の大きな横顔が現れて、懐かしさは感じますが、それ以上に興味をひかれたのは上演会場の「東横ホール」という文字でした。

RIMG1165この劇場の閉館は1985年といいますから、小店が開業した時にはまだ存在していたわけです。もちろん以前から、その名は良く知っていましたが、店主はついに入館の機会がありませんでした。

それより面白く思ったのは、裏の見開きに載せられた「東横のれん街」の広告です。さすがに名代の店ばかりで、今でも時々利用する店の名も見られます。

ただ、中には撤退した店もあることでしょう。店自体たたんでしまったところだってあるかもしれません。いや、良く調べもせずにこんなことを申しては何ですが。

ところで映画パンフレットというのは、独自のマーケットを持つコレクターズアイテムですが、劇場パンフレットはどうなっているのでしょう。

ネットを検索してみると、扱っている店も点数も多いようですが、その価格根拠については、想像もつきません。あるいはオークション取引の方が盛んなのでしょうか。

はっきりしているのは、あまり古いものは、さしたる値にはならないということです。懐かしいと思う人が、限られてくるからです。

もしかしたら、懐かしいものにお金を払うのは、ある年代までのことなのかもしれません。

konoinfo at 19:43│Comments(0)TrackBack(0)

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