2016年07月21日

クレジット被害

TKIの定例会議で、おそろしい話を聞きました。

何か月も前にクレジット決済で送った本について、クレジット会社から、チャージバックの請求が来て、それが結構な金額に上っているというのです。

送った先は米国。一時に数件の注文が複数の店に対してあって、そのうち2件について請求が来たと言いますが、決済時期の違いもありますから、残りもやがて請求されるかもしれません。

販売店は、EMSなどを利用して送っているはずで、送った事実を証明することはできるでしょうが、それを受け取ったのがカード名義人本人であるという確証は取れません。

チャージバックという言葉をネットで検索してみると、いろいろな情報が見つかりますが、結局のところ理由の如何を問わず、販売者側が返済するしかなさそうです。

もっとも理不尽な例は、今回も疑われるようなカードの不正利用によるものでしょうが、それですら、クレジット会社からは容赦なく請求が来ます。

RIMG1220カードなら身元も確認されているし、EMSで送れば配達記録も残るから安心だと思っていると、大きな落とし穴があるというわけです。

こうした被害を防ぐための保険もあるようですが、個々で加入するには、よほど大きな売り上げがなければ引き合わないだろうと思われるような金額です。

Amazonでは、販売者側に落ち度がないと証明できた場合は、販売者に代わって返済してくれる仕組みがあるようです。

「日本の古本屋」には、今のところ残念ながらそうした仕組みはありません。早急に、全体として加入できる保険がないか、研究してみる必要がありそうです。

konoinfo at 20:24│Comments(0)TrackBack(0)

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