2016年08月30日

Performing Artsふたたび

初心に帰れ――ということなのでしょうか。

danses先日、お客様から本を送ってよいかというお電話があり、着払いでお送りくださいとお答えした、その本が段ボール2箱、今朝届きました。

開けてみると演劇関係のフランス書。「学生時代(とりわけ2000〜2002頃)は大変お世話になりました」という、手書きのメモが添えられて。

申し訳ないことに、一緒にクリップ留めしてあった名刺を拝見しても、そのお名前からは、お顔が思い浮かびません。また残念なことに、箱詰めされていた本も、特に値のつくものではありませんでした。

すぐにお電話を入れて、その旨をお伝えすると、「活かしていただければ」というお返事。研究者ではなく、実際に演劇に携わっておられる方のようです。近く「アメリカ滞在となる」と、これもメモにありました。

午後からは洋書会。古書会館に着くと、会場の平台は8割方埋まっていて、まずまずの出品量。その中に、先週に引き続き、演劇雑芸関係の一口があることに気がつきました。

平台1列にまとめて陳列され、分量も先週と同じくらい。仕分けられていた点数も7、8点。行きがかり上、そのすべてに一通り札を入れました。

落札できなかったのは2点だけ。しかし今回は、逃した2点に特に未練はありません。それより、またしても100冊以上の演劇書を仕入れてしまったわけです。

買った以上は売らなければなりません。売るための努力をしなければなりません。ここに至って、初心が思い返されたのでした。

しかし30年ほど前のあの頃でさえ、売るのが難しかった演劇書が、今の時代に果たして買い手を見つけられるだろうか、という懸念もまた強くあるのです。

konoinfo at 19:30│Comments(0)TrackBack(0)

トラックバックURL

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

Profile