2016年09月29日

まさかの水難

気付かないうちに被っている災難もあるというお話です。

一念発起して、長く手入れしていない、高いところの棚を見直そうと、脚立に乗って本を抜き出した時でした。

RIMG1435ある一冊に、水しみがあります。これほどひどい水喰本を今まで棚にさしておいたのかと、不注意を恥じたのですが、待てよ初めからこの状態だっただろうかと、首をかしげました。

とはいえ、こんな高いところの本に、何かの間違いで水がかかったりするはずもありません。故意にせよ難しい。やはり棚にさす前に本をよく見なかったのでしょうか。

不思議な気持ちで棚を見ると、棚板に妙なシミがあることに気が付きました。改めて見れば両隣の本にも、ここまでひどくはないのですが、明らかな水シミ跡が見られます。

RIMG1430そのあたりの本をまとめて棚から抜いてみました。すると、一番上に渡してある棚板に、明らかな水シミ跡があります。

その上がどうなっているのか、今ある脚立の高さでは、覗き見ることはできませんが、横積みに載せてある本に水シミ被害がないことは確かめられました。

しかし一段下の本は、天から水がしみている本が数冊。下の方には、もう一段に数冊、被害本があるのを見つけました。

今のところ、天井隅の梁のようになっている部分に水道管でも通っていて、何かの折に一時的に水漏れを起こしたのではないかと想像しています。ポタポタと漏れ出した量は、コップ1杯ほどもあったのではないでしょうか。

水の無いところに水漏れは起きぬ――というわけでしょうが、何時頃起きたことかすら分からないのが情けないところです。

konoinfo at 19:30│Comments(0)TrackBack(0)

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