2016年10月15日

第49回「洋書まつり」総括

RIMG1446無事、二日間が終了しました。大きな違算もなく、皆さんに売上金を配り終えてまずは一安心。全員で会場の後片付けも済ませると、午後6時半を回っておりました。

さらに何やかや確認事項があって、神保町の駅までたどり着くとすでに7時過ぎ。帰りの電車が土曜日とあって空いていて、座ることが出来たのには助かりました。

さて今回の「洋書まつり」、ホットなうちに印象に残った点を振り返っておこうと思います。

まず全体の売り上げは、昨年比で2割減。昨年が、それまでに比して良かっただけに、また元に戻ったような感があります。

しかも、今回は参加店が前回より2店舗多い。その新加入の2店はそれぞれに健闘いたしましたので、続けて参加している他店の落ち込みは、さらに大きいことになります。

新加入は、五山堂書店さんと、三日月書店さん。この2店がまずまずの売り上げであったのは、これからも続けていただくために、大変良いことでした。

一方で、従来組ですが、落ち込みの幅は各店によってまちまち。さほど大きな売り上げ減とならなかった店も、もちろんあります。

堅調だったのは、哲学、思想などの学術書。それに独自の客層を持つミステリー関係。それとは逆に、今回とりわけ振るわなかったのは英米文学関係です。

各店、専門色がはっきりしているだけに、その関係のお客様が来られるか来られないかで、売上に大きな影響がでます。

このところ増えていた、ディスプレイ需要と思われるお買い上げが、今回はあまり目立たなかったのも、不思議な現象でした。

小店の反省は、また別の機会といたしましょう。

konoinfo at 20:12│Comments(0)TrackBack(0)

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