2016年10月28日

1トンに100グラム

「神田古本まつり」初日は、あいにくのお天気となりました。開会式典のテープカットが、降られずに実施できただけでもよしとすべきかもしれません。

店主が明治古典会に出かけようと、店を出たころにポツリポツリと来はじめ、神保町につくとすでに道が濡れており、早々に「中止」と決まったようです。

明治古典会は月末特選フリ市の日。相変わらず最終台には、面白い本や資料が並べられており、大勢の同業がこれも相変わらず熱心に、品定めをしておりました。

店主も一応、会場を見て回り、あまり縁がなさそうな最終台の品々も、人並み程度には関心を持ってじっくり検分。ただし、なるべく手出しせず。

荷主さん、あるいは本気で手に入れたい同業にとって、野次馬的に商品をいじられるのは、決してうれしいことではないと思うからです。

触れる以上は最低限、札を入れる気持ちがなければならない。そう考えて、ただ眺めるにとどめているのですが、それでもつい好奇心に負けて、手に取ることがないわけではありません。

今日、久しぶりに浜松の時代舎さんとお会いしました。ほぼ毎月、特選市に出品してくださっているのですが、月に一度のことですから、お互いのタイミングが合わないと、2、3ヵ月はお目にかからないこともあるわけです。

立ち話で、最近は若い仲間たちが買い取りに付き合ってくれるようになり、体力的に楽になったと伺いました。いずれもネット販売専門業者だそうです。

RIMG1479ご自身が始められた時には浜松に16軒あった古書店が、いまや2軒だけだとか。その分、買取依頼が集中し、忙しくされているようで、それを「1トン仕入れてアタリは100グラムです」と表現されました。

しかしその100グラムが、しばしば金以上の価値であったりするのを、店主は目撃しております。

明日は良い天気になりますように。

konoinfo at 20:00│Comments(0)TrackBack(0)

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河野書店

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