2016年10月29日

2つの小話

小話その1

赤ちゃんを抱っこひもで抱いたお父さん。棚から抜いた千円の本(幾何学関係)を1冊、帳場に置かれて、「ここってこの商店街ですよね?」

店主が「?」という表情で顔を上げますと、「今日、この商店街のハロウィンじゃないですか。千円買うとtrick & treatのスタンプがもらえると…」

「ああそうでしたか。残念ながら、うちは駅前商店会には入っていないんです。ここから西口にかけては、もともと別の商店街でしたから。今はありませんが」

「残念、そうなんですか。じゃあ申し訳ないですが、これはやめておきます」

小話その2
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思いがけず、四方田犬彦さんがご来店くださいました。ご本人もおっしゃる通り「『先生と私』の時以来だから、ほぼ10年ぶり」ということになります。

「今日は私の行っていた学校の学園祭で、そこで私の本を芝居で演るから観に来いと言われ、その帰りです」

あらためて尋ねるまでもなく「行っていた学校」は筑波大付属駒場で、演じられたのは「ハイスクール1968」。

そのお芝居の出来については特に論評はありませんでしたが、「今の若い子たちは、民青と全共闘の区別もつかないんですよ。みんな民青にされてました」

突然のことでしたので、店先での立ち話で終わってしまいたが、このくだりには居合わせた家人ともども、大笑いさせていただいたのでした。

konoinfo at 18:30│Comments(0)TrackBack(0)

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