2016年11月12日

結果は紙一重

RIMG1524「美術書1万5千冊」というのは、どれほどの量なのだろう。今日の南部入札市へでかける、それが一番の興味でした。そんな噂を聞いておりましたので。

五反田の南部地区会館に着いて、会場に入ったところ、それほど圧倒的な出品量には見えません。これですべてが納まってしまっているのでしょうか。

順に見ていくうち、どうやら「美術書のみ1万5千冊」ではなく、「美術書中心の1万5千冊」であるということが分かってきました。それでボリューム感もずいぶん違ってきます。

現に、店主が入札しようとした文庫本の口も、1万5千冊の一部のようでした。個人印アリと注意書きされた、岩波、講談社学術、講談社文芸、ちくま学芸、平凡社ライブラリーと、売れ筋人気文庫が大量に出品されています。

いつになく本気になって札を入れながら、それでもきっと落ちないだろうと、諦め半分で店に戻りました。

ちかごろ土曜日というのは、平均すると週の中で一番ご来客のある日です。今日も一日、バタバタと過ごしているうちに気がつくと午後5時を回っておりました。

ちょっとドキドキしながら組合のエクストラネットを開き、入札の結果を確かめました。すると落札は3点、そのうちの1点は平凡社ライブラリーの口、もう1点は講談社学術文庫の口です。

もちろんどちらも一番の上札。それでも嬉しいことには違いない。むしろこうなると、落ちなかった他の口、たとえばちくま学芸文庫などは、はたして誰に幾らでやられたのだろう、などと気になってくる店主でした。

それよりも、残る1点は読み物系文庫4本口。読み物系がこれだけしか落とせなかったとなると、また家人から責められます。

決して学術系文庫に注力するあまり、読み物系の入札に手を抜いたわけではありません。落ちたのも落ちなかったものも紙一重であった――ということにしておきましょう。

konoinfo at 18:30│Comments(0)TrackBack(0)

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