2017年02月13日

日本語会話教本

こんなことをしている場合ではないのですが…。

japonais昨日の宅買本を整理していると、汚れた古い本が出てきました。タイトルから、フランス人のための日本語教本だと分かります。

よほど古いものなら取っておく価値もありそうだと、パラパラ頁を繰ってみました。すると、青いボールペンの線引き書入れ。これはもうツブシにするしかないなと思いながら、漫然とその書入れを目で追いました。

すると青ペンは、どうやらローマ字表記の日本語があまりに古めかしい場合、それを現代風に直しているのだと気がつきました。

この元の日本語が、いつごろ使われていたものかは不明です。そもそもこの本には刊行年がなく、CiNiiに登録されている本では [19--]と表記。

WorldCatを調べてみると [1932]と表記したデータが見つかりました。しかしその根拠は不明。これが正しければ昭和の初期ということになりますが、挙げられている例文を見る限り、もっとずっと古い気がします。

たとえばKwankoba de wa, shofuda ga tsuite orimasu kara, tsugo ga yoroshu gozaimasu.これを「勧工場では正札がついておりますから、都合がよろしゅうございます」と読み起こせる日本人は、今や少数でしょう。

japonais2theierekibishoという日本語があてられていて、これを青ペンがkyusuと直しているところがありますが、「きびしょ」は店主も初耳でした。

こんな具合で見ていくと、つい時間を忘れてしまいます。

konoinfo at 19:30│Comments(0)TrackBack(0)

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