2017年02月21日

遊び心

お客様から頼まれて、外国の書店から何冊かの本を取り寄せたことについては、前にもお話しした通りです。

その最後の2冊が今日届き、すぐに荷造りし直して発送し、これでひとまずの区切りとなりました。

こうしたことは初めてではありませんが、今回のケースは、お客様ご自身がネットで本をお探しになり、小店は示されたURLにアクセスして、それを注文するだけという、手数料をいただくのが申し訳ないような仕事でした。

ほとんど、お言葉に甘えてご相伴させていただいた、というところです。それでもお客様は喜んでくださり、ねぎらいのメールまで頂戴いたしました。

店主としては、手数料もともかく、さまざまな書店との取引が、良い勉強になったことを有り難く思います。

先日取り上げたBeach Hutのように、外国にはどこかゆとりのある本屋さんが多いと、改めて感じました。それはもうふた昔も前に訪れた米国西海岸の、何軒かの小さな本屋さんで感じたことでもあります。

RIMG1743金銭的にという意味ではありません。「あくせくするくらいなら本屋などやらない」とでも考えてておられるような。遊び心がある、と言いますか。今日届いた郵便物の切手から、そんな思いを抱かされたのです。

もしかしたら日本でも、そういう本屋さんが増えてきているのかもしれません。

konoinfo at 19:30│Comments(0)TrackBack(0)

トラックバックURL

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

12月31日から1月3日まで
休業いたします
Profile

河野書店

Archives