2017年03月28日

万引き小話

oakバックヤードの片づけをしていたら、いつどこで手に入ったものか、薄いブックレットが1冊目に留まりました。

そのタイトルが気になって、ちょっと脇に除けておいたものと思われます。それがいつの間にか本の山に埋もれて、今日ふたたび姿を現したというわけです。

せっかくの再会ですから、ページを開いて見ました。本の大きさは菊判ほど。頁付けはありませんが1枚の紙を八つ折りし、中央を糸で綴じています。

osk2印刷されているのは、タイトルや奥付を除くと、序文が3ページと本文が6ページだけ。奥付からも分かるのですが、本文はThe Buglar who liked to quote Kiplingという本の最初の章を抜き刷りしたもの。

Lawrence Blockという著者については何の知識もありませんでしたが、Oak Knoll Booksには聞き覚えがありました。ネットで確かめると、いわゆるBooks on Booksを専門とする古書店で、その分野の出版も手掛けています。

序文によると、この冊子は、Oak Knoll Booksが出した初めてのChristmas Bookletのようです。以降も続いているのかは存じません。ただわずか250部のうちの1冊が、こうして小店に漂着したのは、不思議なことと言えるでしょう。

さてその本文ですが、これが一言でいえば「万引き小話」。20歳そこそこと見える男が、万引きをしようとして書店主に見抜かれ、やり込められるというお話。

店主が知らなかっただけで、この著者、翻訳も多数出ているようですから、あるいはこの話も、どこかで読めるかもしれません。

konoinfo at 20:02│Comments(0)TrackBack(0)

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