2017年04月08日

明古、そして南部

RIMG1794昨日の明治古典会は、出品点数としては600点ほどで、ふだんよりかなり少なめでしたが、出来高はまずまず。つまり1点単価が高かった、ということになります。

会としては効率の良い、ありがたい市だったのですが、要するに競争も厳しかったという訳で、店主の収穫はゼロに終わりました。

そして今日は南部の入札市。雨もよいの中、五反田の南部地区会館に到着すると、こちらもいつもに比べてボリューム感がない。

しかも1点ずつは大きな本口にまとめられているものが多いので、点数としては、やはり少なめだったはずです。

店主はもっぱら洋書、文庫本に注意を向けて会場を巡りましたが、洋書は今回、入札するものなし。ワイン関係の洋書が大量に出ていたのですが、生産に関わる専門書がほとんどで、小店の守備範囲ではありませんでした。

文庫本はどうした具合か、今日は時代物ばかり。150冊ほどに組んだものが、20点近くも出ていた印象があります。

最近人気が落ちてきたと言われる時代物ですが、他に質の良い文庫が少なかったため、そのなかから、4〜5点を選んで入札してきたのですが、いずこも同じ事情で札が入ったらしく、落札は結局1点のみ。

同様の理屈により文庫以外でも、店主が入札するほどのものは、どれも高値となった模様。大山に、何冊かだけ欲しい本が入っていた8本口が、どうにか手に入りました。

konoinfo at 18:30│Comments(0)TrackBack(0)

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