2017年04月12日
見識を欠く見出し
「日本の古本屋」事業部の仲間が、こんな記事を見つけたと報せてくれました。
いわく「ブックオフ、深刻な赤字転落。日本の「古本屋」はもうダメなのか?」
あるウェブマガジンのビジネスニュースとして取り上げられたようですが、人騒がせなタイトルです。
あまりまともに取り合う気もしないのですが、どんなことが書かれているのか、一応確かめてみました。
電子書籍の普及やオークションサイトの利用者が増加したことにともない、中古本の買い取り業者などは逆風にさらされています。そんななか、上場以来初の赤字を計上した「ブックオフ」が立て直しを図るために動き出しました。
これがリード。日付を見ると2016年9月。その3月期に上場以来、初めての赤字を計上した同社の、現状分析と今後の展開についてがその内容です。
要するに「生命線」である「買取」の減少でこれまでのような「本のBOOKOFF」が成り立たなくなった。そこで「何でもリユースのBOOKOFF」を目指すらしいが、それには新たな戦略が必要だろう、ということでした。
この記事の内容については、あえて論評いたしません。ただ、その見出しがあまりに非見識。別の仲間が早速「『日本の古本屋』はダメじゃないですから!」とツイートしてくれました。
括弧の位置がどこに来るにせよ、日本の古本屋は、ブックオフとはまったく別物です。
いわく「ブックオフ、深刻な赤字転落。日本の「古本屋」はもうダメなのか?」
あるウェブマガジンのビジネスニュースとして取り上げられたようですが、人騒がせなタイトルです。
あまりまともに取り合う気もしないのですが、どんなことが書かれているのか、一応確かめてみました。
電子書籍の普及やオークションサイトの利用者が増加したことにともない、中古本の買い取り業者などは逆風にさらされています。そんななか、上場以来初の赤字を計上した「ブックオフ」が立て直しを図るために動き出しました。
これがリード。日付を見ると2016年9月。その3月期に上場以来、初めての赤字を計上した同社の、現状分析と今後の展開についてがその内容です。
要するに「生命線」である「買取」の減少でこれまでのような「本のBOOKOFF」が成り立たなくなった。そこで「何でもリユースのBOOKOFF」を目指すらしいが、それには新たな戦略が必要だろう、ということでした。
この記事の内容については、あえて論評いたしません。ただ、その見出しがあまりに非見識。別の仲間が早速「『日本の古本屋』はダメじゃないですから!」とツイートしてくれました。
括弧の位置がどこに来るにせよ、日本の古本屋は、ブックオフとはまったく別物です。
konoinfo at 19:30│Comments(0)│TrackBack(0)│
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