2017年05月14日

外売りの思い出

昨日の南部入札会で落札した文庫本12本口を引き取りに、朝一番で出かけました。

日曜日、朝の山手通りは、交通量が少なくて運転が楽。それでともかく早目に車を出すのです。

RIMG19029時過ぎに出て、15分ほどで到着。すると荷捌き場のシャッターが開いていて、すでに誰かが作業をしています。3人掛かりで、トラックに大量の本を積み込んでいるところでした。

1人は運転手さんと思われますが、あとの2人は良く知っている同業。「どこの催事?」と声を掛けました。すると「明日から新橋」という答え。

「新橋古本まつり」が5月15日から20日まで開催されます。その陳列に、これから向かうということでした。

新橋駅前のSL広場で即売展をやるという話を聞いたのは、もう随分前のことです。10年は間違いない、20年にはならないか。いずれにせよ長く続いてきたものです。

テントはあっても、雨が降れば開けられません。夏は暑いし冬は寒い。しかし外売りにつきもののそんな苦労さえ、酒席の肴にしてしまう逞しさが、古本屋の原点なのだと思い出しました。

店主は自身では、いわゆる青空展の経験はないのですが、昔、五十嵐さんに勤めていたころ、何度か経験しました。良く売れた売り場も、売れなかった売り場も、今となっては懐かしいばかり。

店番をしながら駄弁りあった同業先輩の多くは、故人となられました。しかしあのお喋りが、業界知識を得る、またとない機会だったと、今にして思います。

konoinfo at 18:30│Comments(0)TrackBack(0)

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