2017年06月06日

忠臣いずこ

「李下の冠、瓜田の履」言い回しはいろいろありますが、誰でも子供時分に、一度は聞かされたことがある故事成語だと思います。

何か紛らわしい振る舞いをして、その結果掛けられた疑いの不当を訴えると、大人たちからそう言ってたしなめられたものでした。

KIMG0265あの方たちには、そんな経験がなかったのでしょうか。店主が申しあげているのは忖度された方の話ではなく、忖度をした関係者ご一同のことです。

権力者肝煎りの事業に、彼に親しい人物が応募した時点で、心ある取り巻(大時代に言えば忠臣)なら、まずそれをハンディと考えて、ほかより厳しい条件を課すことを提言するべきであったでしょう。

必要以上に公明正大を意識して、誰にも疑いを抱かれない選考過程を経る。それが故事の教えるところです。

ところが聞こえてくるニュースによれば、実態はまるで逆。本当の目的は、疑わしさを際立たせることにあったのではないかと思わせるような展開です。忠臣どころか奸臣ばかり?

もちろん忖度される方が自ら「妙な疑いを招かないよう、公正な選考をするように」と「ご意向」を示していれば、こんな醜態に至らずに済んだでしょう。しかしそれは、名君だけに期待できることです。

さてこの先も、どこまでも「臭いものに蓋」で押し通すのでしょうか。

隠すより現る」ということわざもあります。

konoinfo at 19:30│Comments(0)TrackBack(0)

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