2017年06月17日

『新聞の中の文学』

novelistsお昼過ぎに、駒場キャンパスの東京大学駒場博物館へ行ってまいりました。

現在の特別展の会期は6月25日まで。いつでも行けると、のんびり構えていたら、もう一週間ほどしか残されていません。お天気も良し、意を決して出かけたのでした。

正門あたりは割合人の出入りもあって、タテカンの前でチケットやチラシを持って呼び込みをしている学生さんもいるなど、思いのほか賑やか。

しかし博物館建物の前に来ると、例によって森閑としています。いつもながら小店の閑散ぶりと良い勝負。館内を30分ほど巡る間、他に見かけたのは1人、2人でした。

そんな貸し切り状態にもかかわらず、今回の展示はビジュアル要素も多く、見るだけで充分楽しむことができます。もう少し早くに来て、同業におすすめすれば良かった。

書籍の展示は少ないのですが、絵入新聞が見もの。興味を抱きそうな業者さんが何人か思い浮かびます。あるいは、すでにご覧になったでしょうか。

デュラックの挿絵が一面を飾る新聞や、ヴァルガスの初期の上品な絵柄。「ドリトル先生」の挿絵も、新聞に掲載された大きさで見ると素朴な味わいが増します。

商売柄どうしても気になったのは、全ての展示品に付けられていた「個人所蔵」のプレート。どこのどなたが、大きさの点でも紙質の点でも保存が難しい新聞を、これほど良い状態で保存しておられるのか。もしかすると著名なコレクターなのでしょうか。

今回も解説はパネルのみ。資料がないのが残念でした。

konoinfo at 18:30│Comments(0)TrackBack(0)

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