2017年07月28日

ターナーの日

ターナーはあのJ. M. W. Turner。今日の明治古典会に、ターナーを中心とする英国挿絵本の一口が出品されました。

RIMG2106カーゴにして2台。大判の本が多いので、冊数にすれば200冊程度のものだったでしょうか。それでも全体の半ば以上は、人気の高い時分なら1冊で10万円を超えていたような本ばかり。

蔵書の持ち主は、かなりの金額をつぎ込んで集められたことでしょう。しかし少なくとも我が国においては、バブル崩壊この方、景気の縮小した中で、ターナーにも挿絵本にも、かつてほどの人気が、失われています。

また少し辛口に見ると、今日の一口、なかなかのコレクションではあったのですが、超一級品と呼べるようなものは、残念ながら含まれておりませんでした。

そんな事情も重なって、落札金額の合計は、旧蔵者購入価格の10分の1にも達しなかったと推測されます。それでも、今日一番の口ではありました。

ひとつ残念なのは、仕分けが細かすぎた点です。買い手側にとっては、欲しい本だけ入札できるというメリットもありますが、洋書のように、もともと入札者の少ない本は、よほどのものでないと札が競りません。

それでふと考えました。同じ本を、同じ仕分けで洋書会に出品したら、おそらく出来高は今日より少ないことでしょう。入札者自体が少ないからです。だから洋書会なら、もう少しまとめて、札が競い合うように仕分けたでしょう。

ただ、それで結果はどうなったかというと、そこは神のみぞ知るところですが。

konoinfo at 21:48│Comments(0)

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