2017年08月01日

宝の山を見送る

店から出て表の棚の本を整理し始めると、すぐにじっとりと汗ばんでくる。朝から、そんな不快なお天気でした。

RIMG2126昼になっても蒸し暑さは増すばかり。しかし今日は火曜日、洋書会の日です。良い仕入れが出来ることを期待して、店を出ました。

古書会館4階の会場に着くと、多いとは言えませんが、そこそこ本が並んでおります。何しろ先週が、あまりにも少ない出品量でしたから、まずは一安心。

中に面白い一口物がありました。平台一列を使って、束ねられた大判の本が数束ずつ、4〜5点に分けられています。

現代美術、写真集、写真雑誌などが目立ちますが、荷主さんが仕分けてこられたため、混然として、今ひとつ捉えどころがありません。

それでも、過去にロシア(ソビエト)の映画雑誌が大量に出品された、その同じ流れ、同じ持ち主の旧蔵書だろうと見当がつきました。

細かく見ていくとポップ、キッチュ、グロテスクなどといった、ひと頃の先鋭的な美術関連書が多く含まれていて、なかなか興味をそそられます。

宝の山だと思いますが、それを磨いて玉にするには手間も知識も必要。迷った末、結局入札を見合わせました。

もっとも店主が興味を持った口は、某専門書店が、大きく飛ばして書いた札の一番下札で落札。店主の書こうとした札は、その下札にも遥かに届かなかったのですから、悩むまでもありませんでした。

konoinfo at 19:30│Comments(0)

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