2017年08月17日
Life in Nature
ハヴロック・エリスという名前に出会ったのは随分昔のことです。大方、性に対する好奇心が旺盛であった青少年期のことだったでしょう。
性科学者というような紹介がされていたためか、その名前だけは記憶に残りましたが、著作などはまともに読んだことはありません。
何度か『夢の世界』(岩波文庫)を手にする機会はあったものの、好奇心で読み始めても、すぐ挫折するという繰返しでした。
いま改めてWikipediaで調べてみると、日本語サイトではほんの僅かですが、英語サイトには詳細な紹介がなされていて、なかなかの人物だと分かります。
さてそのエリス。なぜ取り上げたのかと申しますと、整理していた本の中から彼の書簡が見つかったのです。
何気なく表紙を開くと、見開きに何やら文字が書かれていてTo Sir James Jeans/ with the compliments of the/ Editorとありました。その本の編者はHavelock Ellisと表記されていますから、これはエリスが書いたものであるはず。
いつどこで手に入れた本だっただろうと記憶を辿りながら頁を繰ると、四つ折りにされた紙がこぼれ落ちました。それがエリス自筆の書簡だったのです。
文面は、Sir James Jeansに自らの編書を推奨する内容。自身がとても影響を受けた本なのだそうです。
著者Hintonも、献呈先のSir Jeansも、ネットで調べることができます。さらに言うと、ジャケットの下隅に手書きされているArthur Hawkins, Jr.まで検索してしまいました。すっかり楽しませてもらったのですが、さて買い手はつくのでしょうか。
性科学者というような紹介がされていたためか、その名前だけは記憶に残りましたが、著作などはまともに読んだことはありません。
何度か『夢の世界』(岩波文庫)を手にする機会はあったものの、好奇心で読み始めても、すぐ挫折するという繰返しでした。
いま改めてWikipediaで調べてみると、日本語サイトではほんの僅かですが、英語サイトには詳細な紹介がなされていて、なかなかの人物だと分かります。
さてそのエリス。なぜ取り上げたのかと申しますと、整理していた本の中から彼の書簡が見つかったのです。
何気なく表紙を開くと、見開きに何やら文字が書かれていてTo Sir James Jeans/ with the compliments of the/ Editorとありました。その本の編者はHavelock Ellisと表記されていますから、これはエリスが書いたものであるはず。
いつどこで手に入れた本だっただろうと記憶を辿りながら頁を繰ると、四つ折りにされた紙がこぼれ落ちました。それがエリス自筆の書簡だったのです。
文面は、Sir James Jeansに自らの編書を推奨する内容。自身がとても影響を受けた本なのだそうです。
著者Hintonも、献呈先のSir Jeansも、ネットで調べることができます。さらに言うと、ジャケットの下隅に手書きされているArthur Hawkins, Jr.まで検索してしまいました。すっかり楽しませてもらったのですが、さて買い手はつくのでしょうか。
konoinfo at 19:38│Comments(0)│
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