2017年08月19日

将来を問う

店主が所属している東京古書組合の南部支部が、再来年には50周年を迎えるということを、先月の支部総会の折に聞きました。

記念行事を行うのかどうか、今から考えておいた方が良いだろうと、支部長から提言があったのでした。南部支部では10周年、20周年、35周年に記念市会、および祝賀会を催しています。

10周年の時、まだ店主は古書業界との縁がありませんでした。20周年では支部機関誌部員として、支部報の記念号編集に携わっております。つまりそれから、30年近い年月が流れたということです。

その記念号で、支部員の「20年前、20年後」を問うというアンケート企画を立て、数多くの回答をいただきました。いま思えば若気(というほど若くはなかったのですが)の至りというべきでしょう。

30年前、支部員の平均年齢は今より大分若かったには違いないのですが、それでも現在の店主と同じか、さらに上の年齢の同業も、もちろんおられました。

RIMG2121その方々は、どんな気分でアンケートをご覧になったでしょうか。今さらながら、忸怩たる思いがあります。

というのも最近、娘の一人から将来設計について尋ねられることがあったからです。5年先は?10年先は?

心配してくれているのは分かります。しかし答えに窮しました。まして20年先など。

konoinfo at 18:30│Comments(0)

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