2017年09月08日

知らない名

RIMG2259今日も明古で「札改め」の手伝い。開札の済んだ封筒が、次々に廻されてきます。改め作業を続けるうち「平井功書簡1通」と表記された封筒が目に留まりました。

1通の書簡としては結構良い落札価格だったからです。しかも店主には聞き覚えのない名。

落札者から想像するに、文学関係者と思われます。そこでたまたま近くにいた石神井書林の内堀さんに、いったい何者であるかを尋ねました。

さすがに専門店。すぐさまそれが、昭和の初めに夭折した詩人であると教えてくれました。まさにQue sais-je?この商売をしておりますと、日々、そんな思いにさせられることばかり。

ちなみに、あとからネットで検索すると、西荻窪の盛林堂書店さんが、この詩人の未刊行詩集を独自に編集刊行されていたことも分かりました。決して知られざる詩人ではなかったのです。

ただし生前に一冊だけ刊行されたという彼の詩集は、その内堀さんも旧会館の市場で一度見かけたきりだとか。少なくとも15年以上前のことになります。

門外漢の店主が、名を知らなかったのも仕方ないと、自らを慰めたのでした。

夜はいつもの仲間と会食。久々の三幸園。終わって会計を頼むと、いくらリーズナブルな店とはいえ、出てきた計算書の数字がどう見ても少なすぎます。

皆で点検した結果、付け落ちを発見。店の人に伝えて修正してもらい、気持ちよく支払って帰りました。次から行きにくくなっても困りますからね。

konoinfo at 22:11│Comments(0)

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