2017年09月29日

情けない選択

なんとも情けないことになったものだなあ、と、このところ毎朝、新聞を眺めては、ため息をついてばかりです。

政権党とその党首の言動については、いまさら驚きもしませんが、それに対抗すべき野党勢力の、この体たらく。大同小異が、大手を振って歩いているようです。

今朝の朝日新聞のどこかに書いてありましたが、首相は有権者を分析して3割が保守、2割が革新、残りの5割が中間層と見ているそうです。

この3割、2割は何がどうあっても動かない。5割をどう取り込むかが政治だというのです。

しかし政治家は現実的です。もしその分析が確かなら、下手に取り込もうとしなくとも、中間層が寝ている限りにおいて、保守は安泰です。寝た子を起こさないのが、保守政治の要諦ということになるでしょう。

今回、しばらく起きてぐずっていたような中間層が、また寝かけた様子を見て、すかさず解散総選挙を仕掛けたところ、思わぬ騒ぎが持ち上がってしまい、寝た子が目を覚まさないか、気を揉んでいるというのが実情に思えます。

けれどもこの騒ぎから、2割はまったく蚊帳の外に置かれようとしています。店主などは、まあ心情2割といったところですから、面白くないことこの上ない。

こうなれば今度の選挙は、良いことをしてくれそうな人を当選させるための一票ではなく、悪いことをやめさせるRIMG2317ための一票と、割り切るしかなさそうです。

昨日ご紹介したスタンプラリーのセットが、今日、小店に届きました。

konoinfo at 22:33│Comments(0)

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

12月31日から1月3日まで
休業いたします
Profile

河野書店

Archives