2017年10月17日

在庫を処分する

今日の洋書会で、ようやく「洋書まつり」が終わった、という気分になった同業も多いことでしょう。

RIMG2343いつ頃からか、バーゲンの売れ残りを、まとめて洋書会に出すというパターンが定着しております。もちろん多少とも仕分けをして、札が入るように工夫しなければなりませんが。

そうしてあらかたを売り捌くことができて、はじめて一件落着となるのです。

かつて輸入書籍協会の書店さんが参加されていたころは、在庫処分がそもそもの目的でしたから、残った本は洋書会が丸ごと引き受けるのが決まりでした。

輸入書店の参加がなくなった今、今度は洋古書店自身が、在庫処分をするようになっているわけです。

この変化の背景には、各店が過剰在庫を抱えているという現状があるのでしょうが、それぞれが専門分野の本ですから、以前なら市場で簡単に処分はできませんでした。

それを可能にした大きな理由の一つが、ディスプレイ需要にあることは確かです。ハードカバーの本であれば、まず買い手がつかないことはありません。

仕分けに悩む必要もなく、ある程度の量をまとめさえすれば、ディスプレイを専門にする何店かの競合入札となり、結構良い値になったりします。

残り物を売り捌くのには、実に有り難い状況ですが、良いことばかりではありません。

ウブ口が大山で出品されたりすると、その業者さんたちと厳しく競い合わねばならないのです。

konoinfo at 19:30│Comments(0)

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