2017年10月23日
台風を恐れる
大きな被害もなく台風が過ぎてくれたのは、幸いなことです。
昨晩のこと、娘の一人が「今度の台風は伊勢湾台風に似ているらしい」と、ネット情報を伝えたのに家人が反応して、思い出話が始まりました。
裏の呑川が氾濫して、とても怖い思いをしたという、何度も聞かされた話。
現在、住んでいる場所が家人の生まれ育ったところですから、60年近く前の記憶も、土地と結びついて鮮明なのかもしれません。
名古屋生まれの店主にとっても、切れ切れな場面としてですが、いくつか忘れがたい光景が頭に残っています。そのひとつは、泥のように濁った水が階段の途中まで競りあがってくる様子。
歯の根が合わない思いをしたことは確かで、数年後に妹が作文に暴露するところとなりました。今から思うと、妹は水害当時まだ小学2年生。よく観察していたものです。
もうひとつ記憶にあるのは台風の目。それまでの暴風が嘘のようにやみ、表に出ると空に星が見えたような。しかしこれは、その時だったかどうか今一つ確信がありません。毎年のように、強い台風に襲われていた気もしますから。
あのころの台風の恐ろしさに比べると、昨今は、肩透かしを食わされることが多いのですが、油断は禁物です。
台風が弱くなったわけでも、都市が災害に強くなったわけでもなく、僅かなコースの逸れに救われているにすぎないのですから。
昨晩のこと、娘の一人が「今度の台風は伊勢湾台風に似ているらしい」と、ネット情報を伝えたのに家人が反応して、思い出話が始まりました。
裏の呑川が氾濫して、とても怖い思いをしたという、何度も聞かされた話。
現在、住んでいる場所が家人の生まれ育ったところですから、60年近く前の記憶も、土地と結びついて鮮明なのかもしれません。
名古屋生まれの店主にとっても、切れ切れな場面としてですが、いくつか忘れがたい光景が頭に残っています。そのひとつは、泥のように濁った水が階段の途中まで競りあがってくる様子。
歯の根が合わない思いをしたことは確かで、数年後に妹が作文に暴露するところとなりました。今から思うと、妹は水害当時まだ小学2年生。よく観察していたものです。
もうひとつ記憶にあるのは台風の目。それまでの暴風が嘘のようにやみ、表に出ると空に星が見えたような。しかしこれは、その時だったかどうか今一つ確信がありません。毎年のように、強い台風に襲われていた気もしますから。
あのころの台風の恐ろしさに比べると、昨今は、肩透かしを食わされることが多いのですが、油断は禁物です。
台風が弱くなったわけでも、都市が災害に強くなったわけでもなく、僅かなコースの逸れに救われているにすぎないのですから。
konoinfo at 19:30│Comments(0)│
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