いつも他人

「集荷受付センターのEです」

何度かお電話をするうち、その女性のお名前を覚えてしまいました。郵便局の集荷が、いつもの時間より遅れると、心配になって問い合わせをしております。

以前は集荷時刻が午後3時頃となっていましたから、多少遅れても、さほど焦らずに待っておりました。

しかし、しばらく前から午後4時半〜5時に変更となりました。この時間が、その日のうちにトラックに積み込むための最終便だと聞いています。つまりそれに遅れると、配達が一日先伸ばしになるわけです。

その代わり、これはコンビニを集荷するルート便なので、毎日確実に立ち寄れるというお話でした。

とは言っても午後5時を回って集荷員さんが来られないと、落ち着かない気分になります。

実際に一度、5時を30分ほど過ぎてから局に電話を入れたところ、たまたま近くにいた別の集荷員さんが、慌てて駆けつけてくれたことがありました。

その時、その集荷員さんから「5時を過ぎたら遠慮なく電話してください」と助言をいただき、以来、何度か電話を入れ、Eさんのお名前を覚えるに至ったという次第です。

ところがこのEさん、店主が名乗っても、いつも初めて聞く相手のような質問をされます。

それが決まりなのかもしれません。しかしもう一つ考えられるのは、余りにも受ける電話が多くて、とても覚えきれないということです。

そういえば、以前は、なかなか繋がらなかったことを思い出しました。最近では、ほぼ確実に電話口に出ていただけるだけでも、大いなる改善というべきでしょう。